ファインバブルの特徴
ファインバブルは、大きさの違いで2種類に分けられます。
マイクロバブル
直径100μm未満で1μm(=0.001mm)以上の泡
不安定(浮上、消滅)
ウルトラファインバブル
直径1μm未満の泡
安定的(長く留まる)
ファインバブルの性質
1.吸着作用(マイクロバブル・ウルトラファインバブル共通)
疎水性相互作用による吸着
水中にあるバブルは、水と結びにくい油分などと互いに引きつけあいます。
マイナス帯電による吸着
バブルの表面は、マイナスに帯電するため、プラスに帯電した物質と引きつけあいます。
2.衝撃作用(マイクロバブル・ウルトラファインバブル共通)
バブルが壊れる際、衝撃波が発生し、周辺に影響を及ぼします。
3.生理活性作用(マイクロバブル・ウルトラファインバブル共通)
バブルによる酸素供給によって、動植物や微生物の成長を促進させる生理活性作用があります。
4.ガス溶解促進作用(マイクロバブル)
短時間でガスを溶解させることができます。
5.ガス貯蔵作用(ウルトラファインバブル)
刺激を与えなければ、長期的に安定した状態で水中にとどまることができます。